北海道は寒かった編

さて、ノリで始めさせていただいた伝説の日記ですが、今回で打ち・・・切りません!!!
という訳で前回の続きです。

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一人暮らしを開始した私ですが、遊びたい盛りの青春時代!

案の定、家がみんなの溜まり場になっていました。

毎夜毎夜のドンチャン騒ぎで3ヶ月で大家さんの逆鱗に触れました。

追い出されてしまい、またもや家なき子状態になってしまいました。

高校に行っていたので、家を追い出されると通えません。フツーなら実家に帰るんでしょうが、この頃の私は若干、頭が悪い少年でした。

 高校の留年しないで済む出席日数を計算し、2ヶ月は休める!という結論にたどり着きどっかに住み込みで働いてお金を貯めて再度、家を借りようと企みました。

また、新聞配達でもしよーかなーと考えていたのですが求人雑誌で

「住み込みあり!基本給23万円!努力次第で大幅UP☆」

というキャッチコピーに心をグラグラ揺られて、ついよく分からない企業の正社員(土方仕事)に応募してしまいました。 で、面接を受けたのですがあっさり合格。

 合格して一安心♪と思っていた私ですが、数日後、その企業の入社説明会で説明されていた方の一言で私の運命は捻じ曲がりました。 「あ、君の働くところは北海道だから♪それと現場仕事は人がいっぱいだから営業職でお願いね☆」

・・・

・・・

・・・

 ( ゚д゚)ポカーン

 

 「え?」「いや、だから北海道で営業してね。」

「あ、はい。」 ※なぜ納得したのかいまだに謎です。

そんな訳で、学校を退学して北海道へ旅立っていきました。

営業と言っても何を売るのかすら一切知りませんでした。 そもそも、16のガキに営業なんて出来るのか!?俺なら絶対買わねー! なんて思いながら、北海道の職場に到着。 各々、同期の人たちと自己紹介。私と同じ年の子も2人いました。年上の方は40歳。

そして、職場の上司と顔合わせ。さすが北海道。上司が熊だ・・・。 えぇ。完全に熊でした。その熊部長の一言目の挨拶。

「この仕事を続けられたら、どんな仕事でも苦労には感じないよ♪頑張ってね!まぁ、たぶん1週間以内に半分になってるだろうけど。」

・・・

・・・

・・・

( ゚д゚)ポカーン

 

 なんの仕事をするのかも分からないのに、いきなり脅しです。一週間で半分の人がやめるなんてどんな仕事なんだ!? と不安に思いながら、翌日現場に。 まぁ、要約するといわゆる訪問販売というやつでした。 個人の家に一軒一軒、ピンポンを押して配水管の掃除をしませんか?という感じで回っていくわけです。

といっても営業未経験の16のちんまいガキがあたかもプロのごとくふるまってお宅の下水管はあかんだの、家が傾くだのを述べるわけなんですが。

 はい。まったく売れません。2週間たっても売れません。この会社は、体育会系で売れなかったら反省として熊に殴られます。 朝礼は朝からよくわからない社訓を大声で叫ばされます。そんなことをしていると、どんどんなんか洗脳されていくんですよねー。最初は恥ずかしかった営業も、どんどん馴れていって口八丁がどんどん出てくるようになりました。

「○○○株式会社の○○です。近くで下水工事してるんで音とか匂いでご迷惑をおかけするかもしれないんで挨拶周りしています。 迷惑のお詫びとして、無料で排水管の詰まりチェックしてるんで玄関先までおいでください。」

 ・・・なんて押し付けがましいお詫びなんだ!?

まぁ、これは私が使ってたセールススクリプトなんですが、選択肢を与えないことによって、玄関先まで出てきてもらう確度をあげるという戦術でした。 訪問販売って玄関先に出てきてくれるかどうかが一つの勝負の分かれ目なんですよねー。

 そして、2週間以上、同じことをやってるとあるとき、なんか突破する瞬間がありました。自分で何かが変わった瞬間?というのがありまして今まで一本も取れなかった仕事がポンポン取れるようになっていきました。

何が変わったのか? それは怒られても、めげなくなったのと、買ってくれそうなお客さんが分かるようになったこと。 やー1日100件以上も家を回ってると変なお客さんにも会うわけなんです。ピンポン押した瞬間に怒鳴られたり、警察呼ばれそうになったり、インターフォン越しに脅されたり。 ふっきれるまでは、毎回、心に傷をおっていたんですがある一定時期から一切何も思わなくなりました。ちょっと壊れ出してたのかもしれませんw

切り返しトークも出来るようになり、自分の中にクロージングまでのトークスクリプトが貯まっていってたんでしょう。 あーいえばこーいう。そーいえばあー言う。 理屈っぽいちんまい小僧が誕生しました。

 長いので次回に続く・・・。

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